開催日 10月20日(金)
時 間 13:30~15:00
講 師 公益社団法人自彊術普及会指導員 副島 美保さん
今回、生きがい講座として「自彊術」という健康体操を学びました。実はこの自彊術については、昨年リフレッシュ講座として開催し、参加者に大変好評なこともあり、今年度、生きがい講座(全5回)として改めて詳しく学んでいただくこととしました。
自彊術と言われても、はじめは全く分からず、何か武術のひとつとかと思われるかもしれません。実はこの自彊術とは、大正初期に考案された、日本初といわれる健康体操で、時間や場所を選ばず、老若男女問わず誰でもが無理なく参加できる心身ともに整えられる体操のことです。
この体操では、肩こり・腰痛の改善や骨粗しょう症の予防、血流促進など、身体の調子が良くなり、また交感神経と副交感神経のバランスがとれ自律神経が整って、リラックス効果もあるそうです。このようにいいことずくめな自彊術は、全体で31の動作があり、全ての動作を順番に行うことで効果が促進されるといわれています(一部のみ行っても大丈夫です)。
1回目では、副島先生から優しく丁寧な指導のもと、初歩的な動作の正座のままでもできる胸部を広げたり、肩や胸の筋肉をほぐす準備体操からはじまり、参加者全員がさわやかな汗をながしました。
ポイントとしても「無理をしないこと」、「正しい姿勢を意識すること」、「呼吸法と弾みをつけて動かすこと」、「日常の習慣に組み入れること」、「家族や友人と一緒に行うこと」などです。副島講師ご自身の家族の話も交えながら、ユーモアたっぷりの話術も巧みで、気持ち良く、たまに痛く、少しきつい体勢もありながら、笑いもあり本当に楽しい時間を過ごすことができました。
あと4回の講座が待ち遠しく、今回参加できなかった会員の方も含め、是非皆さんの次回の参加をおすすめします。