☆【報告】第2回成人学級☆

こんにちは！

８月２７日（木）に成人学級を開催しました。
７月の再開から今年度第２回目です。

今回の講師には、ライフ薬局川副店（公民館の目の前！）に依頼して、薬剤師の吉岡様に来ていただき、「薬と健康について」をご講話頂きました。

講話の様子↓
講師の吉岡さん↓

MYSも使ってますね。よしよし。
※MYSとは・・・→完成しました！マイク用シールド

さっそく内容に入っていきましょう。

◎病気の解説
○高血圧
　・どんな病気？
　　心臓から送り出された血液が＆血管の壁を推す力（血圧）が高い状態です。
　・基準値
　　診察室での血圧　１４０/９０ｍｍHg
　　家庭での血圧　　１３５/８５ｍｍHg
　・症状
　　ほとんどの場合、自覚症状はありませんよ

○糖尿病
　・どんな病気？
　　インスリンが十分に働かないために血液中を流れる糖（血糖）が増えている状態です。
　　→血糖が高い状態が続くと血管が傷つきますよ
　・基準値
　　血糖値
　　　空腹時血糖値　１２６ｍｇ/ｄｌ以上
　　　随時血糖値　　２００ｍｇ/ｄｌ以上
　　ヘモグロビンA1c（HgA1c)
　　　基準値：６．５％以上　※過去１～２か月の血糖値を反映する
　　らいふ薬局好生館前店で少しお金を出せば検査できますよ！
　・症状
　　のどが渇く、トイレの回数が増える、体重が減る、疲れやすくなる　などなど
　　症状が全くない人もいますので注意！！

○脂質異常症
　・どんな病気
　　脂質の血液中での濃度に異常がある状態です。
　　→治療せずに放置しておくと血管にコレステロールがたまり、血管が狭くなりますよ
　・基準値
　　悪玉（HDL）コレステロール　１４０ｍｇ/ｄｌ以上
　　善玉（LDL）コレステロール　４０ｍｄ/ｄｌ以下
　　中性脂肪　　　　　　　　１５０ｍｇ/ｄｌ以上

○検査値が改善したら服薬はやめても良い？
　生活習慣を改善し、正常値を維持できれば薬を徐々に減らすことは可能です。

○キーワードは血管！
　高血圧・糖尿病・脂質異常症、全て血管に影響が出ます。
　動脈硬化の危険因子には、上記の高血圧・糖尿病・脂質異常症の３つに加え、肥満や喫煙が挙げられます。
　気を付けましょうね。
　動脈硬化が進行すると、血管が狭くなり血の塊（血栓）をつくる原因となり 狭心症・心筋梗塞・手足の壊死などを引き起こします。∑(ﾟmﾟ=)ｴｽｲｯ

◎薬とつきあって生活していくために
Q：副作用について
　A：すべての薬には「主作用」と「副作用」があります。
　　治療効果と、便秘・眠気・吐き気などですね。
　　可能性は低いですが重篤な副作用もあるため、何かいつもと違うな(-"-;)・・・と感じたら、
　　すぐに薬剤師へご相談ください。

Q：薬はいつ飲めば良い？
　A：下記のとおりです。

　
Q：飲み忘れたらどうしたらいい？
　A：気づいた時に飲む！！でOK。影響ほとんどありませんよ。
　　一応の目安は↓のとおり。

　　飲み忘れたからといって、２回分をいっぺんに飲むのは絶対にダメですよ！！ ヽ(´□｀。)ﾉ
　　飲み忘れないためには「薬の一包化」などの工夫もできます。

こんな感じ↓

　　薬の名前や日付を入れられますし、複数の病院からの薬を１つにまとめられます。
　　数十円～数百円ほどはかかりますけどね。(-"-;)

Q：水以外で飲んでいい？
　A：基本的には水または白湯でお願いしますね。

　
Q：お茶はいい？
　A：貧血の薬は効果が落ちるので、避けたほうが良いです。
　　他の薬は問題ないです。
　　ただし、「濃いお茶」や「トクホのお茶」はカフェインが多く含まれるため避けてください。

Q：ジェネリック医薬品について
　A：先発医薬品の特許期間が過ぎると、他の製薬会社でもジェネリック医薬品として製造販売が出来るようになります。
　　開発費用や期間が少なく済むため、安く提供ができます。
　　★先発性医薬品と同じ項目
　　　・有効成分の種類、量
　　　・用法用量
　　　・効能、効果
　　★先発性医薬品と違うことがある項目
　　　・薬の形、色、味
　　　・添加物
　　★オーソライズジェネリック
　　　成分、添加物、製造方法まで完全に同じものです。

Q：お薬ノート
　A：作ってください❤
　　★薬の飲み合わせや重複を防げます。 ※歯医者へ行くときも持っていくようにしてください。
　　★こんな時にもお薬ノートはお役にたてまーす❤⃛ヾ(๑❛ ▿ ◠๑ )
　　　・旅行をするとき
　　　・休日診療所や救急病院を受診するとき
　　　・災害のとき

たくさん教えていただきましたねー(✿˘艸˘✿)
吉岡さん、ありがとうございました。

名前出しOK・顔出しOKの豪胆な吉岡さん↓
ピース！！