12月1日日曜日、心配された天気は上々。予定通り実施です。防災訓練は西与賀小学校で行いました。
前日午後から事前準備を行い、当日は8時30分より受付です。相当早くから参加された方もおられました。
8月28日の豪雨災害は西与賀町の北部地区で床上浸水、床下浸水、車の浸水などが発生しました。昭和28年以来の豪雨を体験することになりました。異常気象が毎年起こり、常態化してきているようです。
8月28日の豪雨災害の経験から、今回は「土のう作り体験」を取り入れてみました。
受付を済ましてつぎはハイゼックス米を作ります。ハイゼックスの袋に無洗米と水を入れ、空気を抜いて輪ゴムで縛ります。
次は土のう作り体験です。
初めての体験 かつての消防団員の方々に指導して頂きました。 土のう積みの見本も展示しました。
西与賀小学校の屋上
小春日和ともとれる温かさ、西与賀小学校の大木校長先生から校舎の高さや、どれくらいの人が避難できるかなど説明していただきました。
「屋上の高さが11.7m 管理棟屋上の収容人数600人 学校は有明海から3.5㎞の地にあり、津波が上陸したら10分30秒の地点にある」
屋上で開会式を行いました。
石井本部長の挨拶、佐賀医大病院救命救急センターの阪本教授の挨拶がありました。
年に一度 屋上からの眺めは絶景!! でした。
炊き出し班ではハイゼックス米や豚汁を調理中です。350食作りました。
開会式を終え、屋上から体育館に移動しました。
体育館ではまず初めに、今年8月28日の豪雨状況を報告がありました。
たくさんの写真や動画を使って、8月28日の状況を再現しました。下の写真はその1部
相応下西側 本庄江川の土手の崩落
その後、佐賀市消防防災課 水対策室の栗山さんより、今年稼働した厘外中雨水ポンプについての説明や西与賀の水路・クリークの状況、そして水管理についてお話がありました。
11時より、佐賀南部消防署久保田支所より、AEDを使った救急蘇生法についてDVDによる説明と実習体験がありました。
DVDはとても分かりよく好評、また指導にあたった隊員さんの説明も丁寧にしていただきました。有難うございました。
閉会式後避難所食事体験として、各自作成したハイゼックス米と地域の方々から提供された野菜を使った豚汁を食べて終了しました。
天気が良かったので、太陽の下で食事される方が多く、体育館に用意したブルーシートはチラホラでした。