西与賀校区には平成27年に西与賀自主防災会本部が結成されました。単位自治会が16町区ありますが、校区自主防災組織が結成されてから2,3年の間に次々と単位自治会の自主防組織が7町区結成されていましたが、その後今日まで途絶えていました。
本部としても毎年、未組織町区の組織化結成を掲げていましたが、
朗報です!今年3月末に市営西与賀団地自治会が自主防災組織を結成しました。
また町区自治会長の熱意と行動力で初の防災訓練を6月15日(日)、午前8時から市営西与賀団地集会所で実施されました。
住民世帯数・・75 参加人数・・39 半数以上の世帯が参加防災訓練の前には清掃活動でした。地元での訓練は、住民のみなさんの顔がわかって参加しやすいですね。
3月に自主防災組織を立ち上げ初めての防災訓練を呼び掛け、世帯数の半分以上の参加があり、自治会長は、まずまずのでき!と今後の活動にも意欲を燃やされています。
開催にあたっての挨拶は、防災訓練は遊びではないですよ、自分が防災訓練にどう動くかでわが身に降りかかってきます。避難持出し袋は持ってきましたか?災害があったら電気も水道も止まります。空腹は我慢できても排泄は我慢できません。携帯用の簡易トイレは必要ですよ。病気やお薬を服用されている人は、マイナンバー保険証は停電したら何の役にも立ちません。いざというときに備えておくすり手帳を携帯しましょう。携帯電話の充電器や助けを求める懐中電灯・笛も一緒に持出し袋に準備しましょうと自分のリュックの中から取り出し力説されました。佐賀市の火災発生状況について説明があり、住宅火災の発火源は、1位コンロ18.1%、2位電気器具類16.2%、3位タバコ14.1%と全体の半分を占めています。火災を小さいうちに消すために消火器の設置と使い方を確認しておきましょうと説明がありました。
参加者全員で消火訓練ができました。
訓練の後、佐賀市危機管理防災課の方より消火器訪問販売で高額の被害が相次いでいる、消防から消火器の販売はしていない、ホームセンターなどで3000~5000円で販売されているので注意をするように報告がありました。
参加者からの声として、訓練に参加してよかった!と得るものがあったようです。また、リュック非常持ち出し袋を背負って参加も見られ、防災意識を深められている方々が居られることもわかりました。今後そこそこの町区に見合った活動が生かされていけばその場限りではなく続いていくのではないかと期待します。