新体制になって初めての避難・防災訓練が12月14日㈰に開催され、午前7時30分に防災行政無線塔より第一回の避難準備情報が発令されました。(防災行政無線塔は隣接した本庄校区や嘉瀬校区にもまたがり7塔)
住民のみなさんが町区公民館や集会場に集り、避難行動要支援者の安否確認や参加者名簿の作成が町区自治会長はじめ民生委員さんが手分けして確認作業が行われています。
午前8時には、2回目の避難指示が発令。2次避難所の西与賀小学校へ向かいます。
受付け後、今年は防災食(耐熱袋で焼きそば)作り
恒例で毎年ハイゼックス袋でハイゼックス米を作ってましたが、お米が高騰していることもあり、普段お家にあるもので、子どももサッと作れて誰でもが好きなものを作ろうと試作したのが、湯煎調理ができる高密度ポリエチレン素材の耐熱袋を使った焼きそば作りでした。参加者全員に作ってもらいました。
材料は、やきそば麺・袋入りのニラもやし・魚肉ソーセージだけ!と耐熱袋
消火訓練では、初期消火と消防団による放水から鎮火活動の流れを実演してもらいました。
火災が発生したら 「火事だあ~~!」と 叫び 助けをもとめましょう!
消防団も広域消防署から出動要請を受けてからしか動けません。初期消火をしっかり身につけましょう。
消防団が積載車で火災現場へ向かい消火活動を行います。
まずは、水利から給水![]()
消防団は、鎮火しても残火処理として5~6時間は火災現場で待機しなければなりません。ありがたいですね。まさに、まちの安心安全を守るヒーロー!!
体育館では、武雄市社会福祉協議会 武雄市生活自立支援センターの前田幸児係長様をお招きして講演がありました。
演題は「武雄市大災害から学ぶ」
内容は、令和元年と令和3年の水害と能登半島地震のボランティアに参加された経験をもとに、避難の様子や被災の状況、災害ボランティアの活動の状況などについて、わかりやすい説明がなされました。
講演を聴いて、災害にあった時の対応では「命を守る行動(避難)が最重要」という言葉が印象に残りました。
AEDの操作訓練もありました。
救急車が来るまでの9分を交代しながら心肺蘇生をする体験。交代するときの息の合わせ方やAEDの装着方法など学びました。
炊出し訓練では、今回の防災訓練で初めての試みとして「防災食」作りを焼きそばだけではなく、先着20名様の体験募集を呼び掛けたところ26名の参加があり、子どもたちも参加してくれました。
誰でも作れる4種類のメニューを体験してもらいました。袋で作れるなんてビックリ!と大変好評でした。
メニュー・・①焼きとりの缶詰めを使った炊込みご飯
②肉じゃが
③ナポリタン
④ホットケーキミックスで蒸しパン
☆やきとり缶詰を使った炊込みご飯
お米は洗いません。ライフラインが停止した状態を考えて水も節減です。昔と違い精米の性能が良くなり、水に10分浸水すればヌカの臭みは抜けます。
材料(米一合・水220cc・缶詰1缶・しめじ・人参・かつおだし)
袋に材料を入れ、空気を抜いて先をねじり袋の上のほうで結ぶ。お湯が沸いた鍋に袋が破けないように耐熱皿や網などを敷いて袋を入れる。30分炊飯して火を止めて10分蒸らしで出来上がり。
☆肉じゃが・・材料(豚バラ肉・じゃがいも・人参・玉ねぎ)
材料を袋に入れて、調味料として すき焼きのたれ大さじ1に対し水大さじ2を入れて調味料がいきわたるように優しく混ぜて袋の空気を抜いて先をねじり、上のほうで結ぶ。お湯が沸いた鍋に袋が破けないように耐熱皿や網などを敷き、袋を入れて30分茹でる。あとは火を止めて10分蒸らしたら出来上がり。
☆ホットケーキミックスで蒸しパン
材料・・ホットケーキミックス100g・牛乳100cc・たまご1個・好みでレーズン
ホットケーキミックスの粉と牛乳・卵を袋に入れて、手で全体をもみ、卵と粉がよくなじませる。好みでレーズンを入れ空気を抜いてねじり、上のほうで結ぶ。湯を沸かした鍋に袋が破けないように耐熱皿や網などを敷き、袋を入れて30分茹でたらとり出して出来上がり。
☆ナポリタン
材料・・スパゲッティ50g(茹で時間3分のもの)、ウィンナー2本、玉ねぎ1/4個、ピーマン1/2個、お湯80cc、オリーブ油小さじ1/2、トマトケチャップ大さじ2、ウスターソース大さじ1/2
ウィンナーは5mm幅の斜め切り、玉ねぎ、ピーマンは7mm幅に切る。麺は半分に折って袋に入れ、お湯・オリーブ油を加えてから残りの材料を入れる。袋の空気を抜いてねじり、上のほうで結ぶ。湯を沸かし鍋に、袋が破けないように耐熱皿や網を敷いて、湯煎で7分茹でる。茹で上がったら全体を混ぜて器に盛り、好みで粉チーズをかけると絶品です。![]()
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全ての訓練が終了したら試食会!![]()
今回は、食改さんがだんご汁を作ってくださいました。ごぼうの香りとお味噌の香りで食欲をそそります。
体験メニューも好評で、耐熱袋でのクッキングでもおいしくて、こんなに味がしみるなんてビックリした。自宅でもやってみますと大変喜んでいただけたので嬉しかったです。普段使いに慣れてもらえたら、いざというときにご飯はどうしようという不安は解消されますね。卓上コンロと水、耐熱袋を常備しましょう。
佐賀市光郵便局様・佐賀市危機管理防災課様より参加賞や非常食の提供いつもありがとうございます。
校区社協様からは冬の必需品カイロは助かります。ありがとうございました。
佐賀市広域消防局南部消防署久保田出張所様丁寧に指導していただいてありがとうございました。
佐賀市消防団西与賀分団のみなさん、住民のみなさんが避難されている道中のパトロールや消火活動実演をして頂いてありがとうござました。
地域の方からたくさんの野菜の提供もありました。
おいしくいただきました。
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