地域紹介

日新校区について

 築地反射炉跡.png日新校区は、佐賀市のほぼ中央に位置し、人口約9500人の校区です。
 また多布施川と中心を流れる天祐寺川、その支流などの清流に恵まれています。近年ではこの自然を活かした活動として、「天祐寺川探険」など、春の風物詩ともいえる事業が生まれました。
 校区には24町区があり、旧長崎街道、裏街道、本庄江に沿って広がり、今もなお江戸時代からの長崎街道の面影をしのばせる「えびす像」「のこぎり型家並み」「土蔵造りの家」といった歴史的資料が豊富に残っています。
 街道の中ほどには、幕末に佐賀藩が作った築地反射炉がカノン砲と共に、日新小学校校庭に模型で残されています。
 日新という名称は、中国の四書の一つ「大学」の文中に記されている、湯(とう)の盤の銘に曰く、「まことに日に新たに日日に新たにして、又日に新たなり。」という、この銘の「日に新たなり」から付けられたと言われています。これは、殷(いん)の時代の湯王が、洗面盤に自らを戒めるために掘った座右の銘で、「人は、毎日毎日新しくならなければならない。日日自分の徳を磨き、行いを謹んで、絶えず向上をめざして、努力していく。」という意味だそうです。
 歴史豊かな町、日々向上を目指す町、それが日新です。