8月7日(木)に主催事業「地域・学びのサポート」の第5回目を開催しました。
今回は、大詫間遺族会とまちづくり協議会歴史文化部会との共催で行い、佐賀県遺族会の2名の方に戦争体験や平和についてお話いただきました。
田原館長の挨拶で、戦後80年を迎えるこの機会にあらためて平和の大切さを考えましょうと話されました。最初は、西田富子さんに父親が戦死した後の生活についての体験をお話され、平和の大切さについて語っていただきました。次に牛島英典さんが、戦死した父の遺骨を母と受け取りに行った思い出や佐賀空襲の時、畑に隠れて過ごした経験について手書きの絵を交えてお話されました。
西田さんが会場の参加者に戦争体験をたずねられると数人が自らの体験を述べられました。
最後はみんなで「ふるさと」の歌を歌いました。最後に大詫間遺族会から花束の贈呈と、まち協歴史文化部会の山田部会長からの謝辞がありました。
今回の講座で体験者の声を聴くことで、文字や映像だけでは伝わりきれなかった戦争の現実や当時の生活の厳しさが理解できました。「二度と同じことが起こさせてはいけない」という平和への意識が高まりました。