八戸城周辺掘割調査(前編)

新栄公民館

新栄公民館

 今から460年ほど前、新栄校区に存在していたという幻の城「八戸城」。
 その場所はどこだったのかはっきりとはわかっていませんが、現在残っている掘割から推測していこうと、八戸城探求会の皆さんと6月16日(日)、北側を中心に巡ってみました。
 北部バイパスまで通じる西部環状線が新栄校区の真ん中を通っています。新栄東1丁目1番地近くの橋を「城堀橋(じょうほいばし)」、その周辺の堀を「城堀篭(じょうほいごもい)」といい、すぐ近くには「館の内」とよばれるところがあるということです。
 城にかかわる地名や土地の高低、堀の地形などから、城の中心部はこのあたりではないかと推定されているようです。
 地図にしたがい、堀の後を巡ってみると、現存するところと名残りがある(水の流れはなくなっている)ところ、すでに埋め立てられているところなどがありました。
 掘割を巡りながらその姿を想像するだけで、古のロマンを感じずにはいられませんでした。今回は中心より北側を歩きましたが、後編は7月に南側を巡る予定です。
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