新栄ふれあいまちづくり協議会歴史文化部会では、平成16年度より新栄校区の歴史遺産を掘り起こし、共有することによって、まちづくりに役立てたいと活動されてきました。
その中で、1557年に落城した八戸氏の居城とされる「八戸城」について、専門的に研修を進めるため八戸城探求会を置き、2年の歳月をかけ文献を参考に想像復元図を平成30年度に作成、平成31(令和元)年度には解説を加え、「八戸城もの語り」を完成されました。
現在、コロナ禍で地域行事の中止が相次ぎ、地域愛が薄れてしまうのではないかと危惧されています。この状況下でもできることの一つとして、新栄公民館と地域が協働し、この冊子の製作にあたることとなりました。
そして本日12月24日(木)、新栄小学校へと赴き、終業式終了後に児童代表へ冊子を手渡すことができました。
冊子には、八戸城や城主八戸宗暘についての説明や、八戸城周囲の掘割と考えられる場所を巡る順路を示した地図などが記載されています。
歴史文化部会の伊東会長は、「この冊子を片手に子どもたちが地域の歴史を巡り、自分が育った場所を誇りにもってくれたらうれしい。」と、熱い思いを語っていらっしゃいました。
冊子を新栄小学校児童へ
この様子は、全クラスにモニターを通して伝えられました
地域の歴史に関心をもってくれたらうれしいです