新栄校区では、平成14年の佐賀市立新栄小学校創立 30周年記念行事の一環として、国際理解を図るために、韓国・釜山広域市の兎峴(トヒョン)初等学校と交流を始めました。
昨年度まで18年間、互いに訪問し、歴史や文化に触れ交流を深めてまいりました。今年度はお招きする年でしたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響のため中止となり、代わりにオンラインによる交流会が1月23日(土)に、新栄小学校で開催されることとなりました。
当日の交流会は、昨年度参加した新栄小学校の児童とその保護者、そして佐賀市より中村教育長、武富国際課課長を招き、新栄校区韓国交流委員会と新栄小学校が中心となって行われました。
まず最初に開会、来賓紹介並びに挨拶、そして両校の校長挨拶、それから新栄小学校児童による代表挨拶と続きました。(双方に通訳をしてくださる方がおられ、つないでいただきました。)
いよいよ交流が始まると、新栄小学校の児童が考えた身の回りの物を当てるクイズがあり、正解が出る度にモニターの向こうとこちら側、両方とも盛り上がりました。
兎峴(トヒョン)初等学校のほうは、各家庭ごとにモニターが設けられてあり、挨拶や伝統芸能が披露されました。
新栄小学校のほうからも、各家庭ごとに、お世話になったご家庭へメッセージが送られました。通訳を聞きながら、モニターの向こうで一生懸命手を降っている姿や、うれしさで涙ぐんでいる姿などが映し出され、これまでの交流で築き上げられてきた関係の深さを感じました。
今回初めての試みとなったオンライン交流会ですが、双方の意思表示が通じ合うのを感じた会となりました。事前、また当日設営等に関わってくださった方々、そして企画、準備等にご尽力された方々、本当にご苦労さまでした。
会場の様子
交流の様子(クイズや語りの披露など)交流の様子(家族紹介)