3月25日(月) 小中学生を対象に、春の子ども寺子屋(将棋大会)を開催しました。
講師に才田信之アマ五段(前佐賀県名人)をお迎えし、指導していただきました。
講座では、王と玉の違いや駒の置き方などの基本から、持ち駒は相手にもわかりやすく駒台に並べることの大切さ、そうすることで相手への配慮のみではなく自分の頭も整理されるということなど、つい忘れてしまいがちな将棋の基本ルールや戦術を教えていただきました。また、勝敗関係なく相手には敬意をはらい、しっかりと頭を下げて挨拶することや、局後に感想を言い合うなど、将棋の対局を意義あるものにすることを学びました。
講座のあとは、いよいよ対局です。各グループ内で総当りの予選を行い、決勝トーナメントで上位入賞者を決めました。負けた人も、指導対局や詰将棋コーナーで将棋を勉強しました。
将棋は日本の伝統文化です。マナーを守って対局することは、普段の生活にも影響を与えると考えます。将棋を勉強して強くなることも必要ですが、将棋を通して心を鍛え、日本人として恥ずかしくない大人に成長してくれることを願います。
講師の才田信之氏
対局の様子
指導対局
詰将棋に挑戦 講師 千々岩倫太郎氏(将棋アマ四段)
表彰式 入賞者には新栄公民館長 杠輝夫より賞状が授与されました