歴史の足跡をもとめて まちあるき(報告)

若楠公民館

若楠公民館

『このあたりに公共施設が多いのは、なぜか?』
歴史の足跡をもとめて、まちあるきを行いました。
(若楠版ブラ●モリ、デス。)

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昭和23年の航空写真を手に、佐賀県総合運動場から佐賀市文化会館へ。終戦まで旧日本陸軍の練兵場と兵営舎があったところです。戦後切り売りされることなく、体育館などの公共施設へと姿を変えました。

かつて兵営舎の正門があった付近で、「ここには戦後進駐軍がやってきました。進駐軍の兵士が日の丸の旗を求めて民家をたずねていたそうで、地元の人たちは急の訪問に驚き姉妹やおばさんなど女の人を家の奥に急いで隠したそうです。」という話をしたところ、80代の参加者の方が「わたしも進駐軍が来るときいて、リヤカーを引いて山の方へ隠れに行きました。」とおしえてくれました。

H29_5_22waiwai(6).JPG佐賀市文化会館 東端
水路が兵営舎と民有地の境界でした。当時は高い塀と鉄条網で覆われていたそうです。



H29_5_22waiwai(15).JPG村立高木瀬中学校跡 記念碑
進駐軍が引き上げたあと、兵営舎跡の一角に中学校が開校しました。



輪い和い倶楽部 第2回
5月22日(月)開催 (参加者14人)