
2月7日(土)、蓮池公民館にて歴史講演会を開催しました。
今回の演題は「雲菴道人帰田之詩碑を読み解く」。
講師には佐賀大学教授の中尾友香梨先生をお迎えしました。中尾先生の講演は今回で6回目となります。
「帰田之詩」は通常、官職を辞して故郷の田園に帰り、そこで送る悠々自適な生活や自然との一体感を詠む詩のことですが、直與(なおとも)公の帰田之詩は単なる現実逃避ではなく、主体的な選択であったと説かれました。
続いて、漢詩を一行一行、丁寧に読み解いていく解説が行われました。その解釈を通して、直與公が中国の故事や古典にいかに通暁していたかが明快に理解できると同時に、幕府から寺社奉行に推挙されながら、事情があってやむなく隠居され蓮池に帰られた直與公の心情が理解できました。
今回は時間が足らず、前半だけの解釈で終わりましたので、後半部の解釈も来年度の講演会で是非とお願いしました。
講演会終了後、来賓の方々も交えて研修会を行いました。最後はカチガラスの話で盛り上がりました。韓国ではカチガラスを「カチ」と呼ぶそうです。秀吉がその「カチ」を日本に持ち帰ったところ、日本古来のカラスに姿が似ていたので、「カチガラス」と呼ぶようになったとの先生のお話でした。「カチ」は鳴き声から来たのではないそうです。
今回の中尾先生の講演も、専門的でありながら非常に分かりやすく、学びの多い時間となりました。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。






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