※東与賀中学職場体験(鷲崎・山田・三輪)で作成しました。
東与賀町公民館に昔の道具があります。
何の道具かわかりますか?

踏車(とうしゃ・ふみぐるま)です。
別名、水車とも言いますが、水のエネルギーを機械的エネルギーに変える回転機械とは違って、これは足踏み揚水機(ようすいき)です。
江戸時代中期から普及し、人が車の羽根の上に乗り、羽根の角を歩くことで車を回し、水を押し上げ、田んぼに水をはりました。
東与賀町でも昭和45年(1970年)ぐらいまでは、踏車を使っていました。

手箕(てみ)ふるい扇風機です。

このかごが、手箕(てみ)です。
手箕は、脱穀した「もみ」を「わらくず」やその他の混ざり物とえり分けるために使う容器です。
風のない時に、扇風機を用いて、手箕の中のゴミを振るい分けていました。扇風機は手で回していました。

消防ポンプです。
ライトが今っぽいですが、昭和40年(1965年)ぐらいに活躍したものと思われます。

鞍(くら)です。
東与賀では、明治時代から昭和30年(1955年)ぐらいまで、馬一頭と犂(すき)一組を使い水田を耕していました。ほとんどの農家では馬を一頭ずつ飼育していました。
この鞍は農耕馬に犂を取り付けるための鞍です。
昔の道具は、東与賀公民館(東与賀農村環境改善センター窓口)に事前に申し込むと見ることができます。