これって何の道具!?

東与賀公民館

東与賀公民館

※東与賀中学職場体験(鷲崎・山田・三輪)で作成しました。

東与賀町公民館に昔の道具があります。
何の道具かわかりますか?

20200908112019-a036c5d34a531546b4edfce0e89e7fb85738bb97.jpg

踏車(とうしゃ・ふみぐるま)です。

別名、水車とも言いますが、水のエネルギーを機械的エネルギーに変える回転機械とは違って、これは足踏み揚水機(ようすいき)です。
江戸時代中期から普及し、人が車の羽根の上に乗り、羽根の角を歩くことで車を回し、水を押し上げ、田んぼに水をはりました。
東与賀町でも昭和45年(1970年)ぐらいまでは、踏車を使っていました。

20200908111933-2f6b87915a8ecc7c31f3bdfbdaa869ddbcdfbc80.jpgのサムネイル画像

手箕(てみ)ふるい扇風機です。

20200908112730-a0f271f89d520b9d620048b830fddbbf91fd9095.jpgのサムネイル画像

このかごが、手箕(てみ)です。

手箕は、脱穀した「もみ」を「わらくず」やその他の混ざり物とえり分けるために使う容器です。

風のない時に、扇風機を用いて、手箕の中のゴミを振るい分けていました。扇風機は手で回していました。

20200908111824-a30d2323d48ae04f0638c5e977d61bfd9c53e955.jpg

消防ポンプです。

ライトが今っぽいですが、昭和40年(1965年)ぐらいに活躍したものと思われます。

20200908113457-1741a151b23f60b2e1281eb38e5f794fccbf72ff.jpg

鞍(くら)です。

東与賀では、明治時代から昭和30年(1955年)ぐらいまで、馬一頭と犂(すき)一組を使い水田を耕していました。ほとんどの農家では馬を一頭ずつ飼育していました。
この鞍は農耕馬に犂を取り付けるための鞍です。

昔の道具は、東与賀公民館(東与賀農村環境改善センター窓口)に事前に申し込むと見ることができます。