11月3日(金)ひがさす芝生広場周辺にて、シチメンソウまつり実行委員会主催による「第30回シチメンソウまつり」が開催され、県内外からおよそ6,000名もの観光客のみなさんが、色鮮やかに咲いたシチメンソウの群生や、干満差日本一の有明海、ラムサール湿地に登録されている東与賀干潟、そこに飛来する渡り鳥や生息するムツゴロウなどを観察したりして楽しみ、会場は人でごった返し大変な盛り上がりを見せていました!
当日は早朝から、実行委員会のみなさんが慌ただしく準備に汗を流されていました。
朝から快晴でしたが、もう11月というのにこの日も日中は25℃を超える暑さ、今年の猛暑の影響もあって真っ赤とまではいきませんでしたが、それでも赤く色付いたシチメンソウの群生をひと目見ようと、国内外、県内外からたくさんの観光客がまつり開始前から訪れていました。
開会式では、坂井英隆佐賀市長ほかよりあいさつをいただき、いよいよまつりがスタート!
会場には出店や物産販売コーナー、東与賀小学校5年生による田植え、稲刈り体験で収穫したお米の販売会などもあり、またステージ上では園児たちのお遊戯や東与賀小学校5年生によるソーラン節、佐賀広域消防局消防音楽隊の演奏会などが披露され、メインテント周辺は人!人!人!で溢れかえっていました。お昼時になると「シチメンソウを育てる会」によるうどん販売コーナーに長蛇の列ができるほど賑わっていました!
そんな中、日頃から東与賀農村環境改善センターで活動されている文化連盟東与賀支部のサークルのみなさん方も、ステージ上で練習の成果を思う存分披露されていました。
○銭太鼓を育てる会(子ども教室「銭太鼓教室」)※別記事でも紹介します。
また、公民館講座「観光ジュニアガイド養成教室」に参加した中学生と小学生それぞれ1名ずつが、観光客にガイドを実践しました。観光ジュニアガイドについても、また別記事にてご紹介しますので、そちらもご覧ください。
平成30年の大規模な立ち枯れから、地元市民団体やボランティア、各種団体のみなさんがシチメンソウの再生に取り組み、その地道な努力の甲斐もあって少しずつ復活しています。
昨年12月、シチメンソウを育てる会とボランティアの方々で「シチメンソウの種取り」や「種まき」を実施し、更なるシチメンソウの再生を図りました。
この活動を支えるため「シチメンソウ環境保全協力金」の募集なども行われています。シチメンソウの復活を願い、地元やボランティアのみなさんが取り組まれいる保全活動への皆様のご理解、ご協力をお願いいたします。