5月10日(金)に東与賀農村環境改善センターで開催しました。
はじめに、佐賀市社会人権・同和教育指導員の西勝弘さんに男女共同参画講座「みんなが笑顔で暮らすために」をテーマにお話していただきました。
男女共同参画とは、男女が生まれ持った性に縛られることなく、自分の意思で様々なことに取り組むことができ、それによる利益を等しく受け、かつ、責任を共に持つこと、またジェンダーについては「男らしく、女らしく」、「男は仕事、女は家庭」というような、性別で行動や役割を固定的にとらえてしまう考え方であることなどを教えていただきました。
参加者のみなさんは、ジェンダー川柳の穴埋めクイズにも挑戦されました。
日常の中で家庭や地域、職場などで知らず知らずに性による差別をしてしまわないように、必要なものは少しずつでも考え方を改めていきましょう。
続いて、佐賀市男女共同参画ネットワーク"結い"のみなさんに、「家事育児は誰がすっと?」「偏っていませんか?あなたの家の介護」をテーマに朗読劇を演じていただき、講座参加者の中からも代表して2名が出演に協力してくださいました。
家事や育児、介護など、家庭の中で女性がするものと無意識に思ってはいませんか?決して他人事ではない家庭や家族の問題について、見ている人に疑問を投げかける内容の朗読劇だったように感じました。
誰もが自分らしく生きられる社会であるために、「男だから...」「女だから...」を「男も女も、大人も子どもも、お年寄りも若者も...」という考え方に切り替えて、一人ひとりの個性を尊重し大切にしていけたら、きっとみんなが笑顔で暮らせる社会になるんじゃないでしょうか。