佐賀の「精神文化史」を(じゅんゆう歴史クラブ)

循誘公民館

循誘公民館

じゅんゆう歴史クラブとは?

毎月第2水曜日に行われている、循誘公民館が主催している活動です。
偶数月は講師による公開連続講座、奇数月は会員による自主研修活動が行われています。
平成24年ごろから続く、循誘や佐賀の郷土史を学ぶ講座です。

連続講座の講師は元高校教員の森周蔵さん。永年、テーマを設けてご講義いただいてきました。

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昨年度は「葉隠聞書」を学び、この八月、新たな内容に入りました。

テーマは「鍋島の家訓・教訓」。

歴史といえば、政治史や経済史が中心になることが多いですが、この講座は鍋島藩政以来の家訓・教訓を分析された「精神文化史」がテーマです。

精神文化は先人からの贈り物

精神文化とは、お家の家訓や教訓のこと。
森さんは、「私は『葉隠聞書』も『鍋島の家訓』の延長にあると考えている」と述べられます。また、「精神文化は先人たちの私たち現代人への贈り物。今の私たちにも示唆に富む人生訓、処世術、エチケットを含んでいる。それを今の佐賀人が早速実践できれば」とも。

具体的には、
 「直茂公御壁書廿一箇条」
 「山本神右衛門重澄教訓集」(山本重澄は葉隠聞書の口述者・山本定朝の父)
 「要鑑抄」(石田一鼎)
 「愚見集」(山本定朝)
などについて、分析されたことを詳しく解説していただきます。

森先生渾身のご講義。ぜひ多くの皆様と一緒に学びたい内容です。

始まったばかり。
令和7年度、今後の講義予定は、
10月16日(水)、
12月18日(水)、
2月19日(水)、いずれも10:00~12:00です。

受講のお申込みは、循誘公民館へ。
0952-23-3759 kjunyu@city.saga.lg.jp
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