★チョコレート背景にその魅力あり★

春日北公民館

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 令和5年2月3日(金)、講師に梅崎幹彦氏(株式会社明治 業務部 コミュニケーション課 参与)を招き、「チョコレートの世界へようこそ」という講座を開催しました。
 講師はアフリカなどカカオ生産地を思わせる衣装を身にまとい、会場にはカカオが描かれたタペストリー(実物大)がかけられ南国ムードが漂います。

 まずはチョコレートの歴史。約4000年前の古代メソアメリカ文明では、神への捧げものとして、痛快、薬、食べ物として生活の中心にあったそうです。暑いところで採れるものなので飲用されてきたチョコレート、19世紀ヨーロッパに渡りココアパウダーが作られ、固形チョコレートが作られるようになったそうです。食べるチョコレート4大発明だそうです。

 次はカカオの栽培、カカオ豆になるまでの紹介。カカオの豆は、赤道を挟んで北緯、南緯20度の範囲でしかよく育たないそうです。照りつける太陽と40℃を越す暑さ、カカオの木は背が高く葉が大きいバナナの木に寄り添うように育っているそうです。(バナナの木が日陰を作ってくれるようです)
 そしてテイスティング。「チョコレートはもともと飲み物であり、人肌に馴染むように味が変化していく。」と梅崎氏。実際下の上で溶かしながら食べてみると、今まで気づかなかったフルーティーさや香り、コクなどを感じることができました。

 最後に「メイジ・カカオ・サポート」の話。カカオ農家を現地でサポートし、農家を取り巻く環境を改善することで、カカオ生産を持続可能なものにしていこうと活動されているそうです。
引用:カカオ&チョコレート 株式会社明治

 「チョコレートを食べると元気になる」と思ってきたことが腑に落ちる講座内容でした。参加者からは、「栄養価が高いとは驚き」「現地協力の話は感銘を受けた」などの声が寄せられました。
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