今年度のさが学講座は、佐賀市歴史・世界遺産課の「公民館連携型みえつ講座」との共催で開催することになりました。ということで、今年度のテーマは「三重津海軍所」です。
第3回は、德永貞紹先生(佐賀県立九州陶磁文化館副館長)を招き、「佐賀藩の近代化事業と陶磁器」をテーマにお話をしていただきました。前段は、反射炉用耐火レンガの生産(原料や製造地等)について、古文書を丁寧に紐解いていきました。耐火レンガ製造は、佐賀藩が日本初‼だそうです。改めて、佐賀ってすごいなぁ...と感じます。後段は、三重津海軍所の特注磁器についてで、波に蝶の絵が描かれているのが特徴ですが、なぜこの絵柄なのかは分かっていません。謎多き三重津海軍所、とても興味をそそる内容でした。