今回は本丸歴史館 館長 七田忠昭さんを講師に迎え「吉野ヶ里遺跡と邪馬台国問題」について講演して頂きました。弥生時代の東アジアは漢魏帝国の傘下に周辺諸国が従う、という構図だったそうです。中国との外交の歴史は古く2100年前からおこなっていたそうです。
吉野ヶ里周辺は発掘された遺跡や建築の残存物から、銅鏡や鉄製の武器は中国と同じような物が発見されているそうです。中国は戦争が多い国でお城の周りには高い壁がつくられていたそうですが、日本の歴史の中で社会が緊張したのは弥生時代と戦国時代だそうです。よって中国に似たお城が造られているそうです。
邪馬台国は九州説、近畿説とありますが、九州説派の七田先生は約10年ぶりに発掘調査が始まり、どのような貴重なものがでてくるか楽しみにされているようです。