ふるさと歴史講座

巨勢公民館

巨勢公民館

「鍋島佐賀藩の基礎を作った大名たち」

第一講 五州二島の太守となった「戦国大名 龍造寺隆信」 第二講 隆信の右腕となり、隆信の死後、太閤秀吉、徳川家康の信頼を得て佐賀藩の基礎を築いた「佐賀藩祖 鍋島直茂」 第三講 父の政策を着実実行し、260年間の近代佐賀鍋島藩の基礎を強固に創り上げた「佐賀初代藩主 鍋島勝茂」を学びました。

龍造寺隆信の歴史的功績は次の江戸時代の「鍋島佐賀藩」の基礎を創り上げたことである。隆信政権の最大の弱点は領土支配が脆弱であった。日本人特有の「はんがんびいき」も当然あるが、龍造寺氏は確かに歴史的には敗者となったが、もっと佐賀の歴史では高く評価されてよいと考えられる。直茂は隠居中に処世訓を述べている。これが「直茂公御壁書」の中で21ヵ条の遺訓として残された。これらは佐賀藩の歴代の藩主に家訓として着実に受け継がれた。幕末の佐賀鍋島藩の栄光も、藩祖鍋島直茂が創ったといっても過言ではない。(講師談)

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