巨勢の史跡No.6《巨勢神社》

巨勢公民館

巨勢公民館

大化元年(645年)の創建で、佐賀市内では大和町の與止日女神社(564年創建)、与賀町の与賀神社(564年創建)に次いで3番目に古い神社です。巨勢大連を祀る神社ですが、巨勢大連は当時、異国から対馬を攻められた時にそれを撃退するために奈良の都から派遣された豪族で、巨勢に陣を構えます。異国を撃退したのちに、この地を開き、現在の水ケ江から兵庫町、蓮池町辺りまで広がる巨勢郷を栄えさせました。そこで巨勢大連を祀るために住民たちがこの地に神社を創建しました。境内には奈良から取り寄せた椿が植えられています。巨勢神社の紋は佐嘉神社と同じ杏葉紋ですが、これは鍋島勝茂が佐賀城の東の守りとして巨勢神社を大切に保護したためといわれています。

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