近くの橋を伊勢講橋といいます。伊勢講とは、伊勢の皇大神宮を崇敬する人々で構成された講組織です。佐賀でも江戸時代にお伊勢参りという言葉が生まれたように、一生に一度は参詣するという通念までできました。そして、伊勢神社参詣を目的とする伊勢講という信仰上の団体が各地にできました。参加者は路銀を積み立て、代表者をたててお大神宮の碑を建てたものと思われます。伊勢参りや伊勢信仰が盛んだった当時のことがうかがえます。
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