巨勢の史跡No.20《修理田神社》

巨勢公民館

巨勢公民館

「熊野権現」または「権現さん」ともいわれ、祭神は伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)、素戔嗚尊(すさのおのみこと)です。この神社は、東西・蔵福坊の宮司田原磐門の祖先である田原伊勢守尚明が、天正7年(1579年)に千本松という所に熊野大権現を勧請したといわれています。この地は、明治の初めまでは千本山・千本松といわれ、多くの松が生い繁り、昼でも暗い所でしたが、明治20年(1887年)に開墾され、現在の姿になり、その記念碑が立っています。また、この地には、玄蕃流の浮立が伝えられています。

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