巨勢の史跡No.2《六地蔵》

巨勢公民館

巨勢公民館

修理田公民館の一角に六地蔵があります。地蔵は大慈悲(いつくしみ、なさけ)をもって人間の苦しみを救ってくれるものとして信仰されてきました。「地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上」の六道の人間を救済するものとされており、室町時代より六道に一体ずつ配した六地蔵信仰が盛んになり、墓地の入口や寺院の門前に見られます。巨勢町では応永寺跡や龍津寺にもあります。この六地蔵は江戸時代の安永年間(1772年~1781年)に、この地域の伊東氏をはじめ有志によって建てられたものです。

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