明治日本の近代化(ふるさと歴史講座報告)

巨勢公民館

巨勢公民館

三重津海軍所跡が世界遺産に登録されてから10年を迎えたことを記念し、佐賀藩の近代化のあゆみを学ぶ講座を5月27日(火)、巨勢公民館で開催しました。

R7_5 歴史講座(1).jpg講師は『佐野常民と三重津海軍所跡の歴史館』館長の佐幸順平さん。イギリスで始まった産業革命が広がっていった当時の世界情勢について、はじめに詳しく解説されました。


R7_5 歴史講座(2).jpg幕末、欧米列強の脅威が顕在化するなか、佐賀藩は藩主鍋島直正公主導のもと、教育、行財政、軍事の改革を推し進めたといいます。そのひとつ、修船・造船機能を備えた三重津海軍所が評価され、世界遺産に登録されました。



歴史館ではことし、世界遺産登録10周年を記念した展示を企画しているそうです。ドライドックは土中にあり見えませんが、干満差を利用したという早津江川を眺めながら歴史を感じてみてはいかがでしょうか。

佐野常民と三重津海軍所跡の歴史館