巨勢校区防災フェアを8月23日(土)、巨勢公民館で開催しました。災害への備えをテーマにした講演会と、防災資機材の展示を行いました。
講演していただいたのは、熊本県西原村の村議会議員堀田直孝さん。平成28年の熊本地震では、役場の職員として村立小学校で避難所運営の陣頭指揮をとりました。当時、役場の職員は少なく職員自身も被災していたため、「役場はあてにしないで、自分たちで生き抜きましょう」と呼びかけ、避難者それぞれの得意なことや資格を活かし救護や炊き出しを迅速に行ったそう。実際に被災し、さまざまな体験をされた堀田さんの臨場感のある話に、参加した人たちは聴き入っていました。
防災資機材を扱う事業者の皆さんに協力していただき、和室と会議室に防災用品を展示しました。簡易テントや段ボールベッド、備蓄用の食品などが並び、参加者の皆さんは手に取って感触を確かめたり、説明を聞いたりしていました。(参加者45人)
主催:巨勢校区自主防災協議会、巨勢公民館
協力:㈱サガハツ、㈱チワタ、日之出紙器工業㈱、防災・減災サポートさが
【公民館の多様な活用実証実験】