生誕から350年〜売茶翁講演会(報告)

巨勢公民館

巨勢公民館

江戸中期に活躍した売茶翁について学ぶ講演会を、10月17日(金)に巨勢公民館で開催しました。講師はNPO法人高遊外売茶翁顕彰会理事長の川本喜美子さん。売茶翁の功績と県立美術館で開催中の『売茶翁と若冲展』の見どころを、豊富な資料とともに詳しく紹介されました。

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売茶翁は長い間、巨勢町東巨勢(とうのこせ)の龍津寺(りゅうしんじ)で過ごしたことが知られています。『売茶翁と若冲展』が始まると、龍津寺の場所を知るため巨勢公民館を訪れる人が何人もありました。

R7_10_17 歴史講座(2).jpg川本さんと売茶翁の出会いは2005年。翌年川本さんや建築家が主体となった顕彰会が発足し、佐賀ではあまり知られていなかった売茶翁について、足跡の調査をしたり、パネル展や講演会を開催したり。当時顕彰会の活動に懐疑的な外部の声もあったというなか、推しを推しまくった川本さんの情熱の軌跡に、胸が熱くなった方も多いのでは。

県立美術館で開催中の『売茶翁と若冲展』は、いよいよ11月24日まで!サテライト会場の肥前通仙亭では煎茶セットも楽しめるそうです。ぜひ両方に足を運んでみてください。
龍津寺の場所については、お気軽に巨勢公民館にお尋ねください。


主催:佐賀市立巨勢公民館
(参加者29人)