久保泉:

白鬚神社の田楽(国指定重要無形民俗文化財)

久保泉公民館

久保泉公民館

開催日:毎年10月18日・19日
開催場所:白鬚神社(佐賀市久保泉町大字川久保3466)
問い合わせ:白鬚神社 電話0952-98-0164

(起源)
白鬚神社は6世紀半ばごろ近江の国(滋賀県)からこの地に移り住んだ人たちが勧請したと伝えられています。田楽は平安時代に起源をもつ古い芸能ですが、いつこの地に伝えられたのかは明らかではありません。記録としては寛文5年(1665年)に編纂された『肥前古跡縁起』が最初で、ついで享保19年(1734年)に建立された鳥居の銘に「時吹奏村田楽」とあります。

(特徴・見所)
佐賀県内で唯一の田楽で、子どもたちが演じることから「稚児田楽」とも呼ばれています。ハナカタメとスッテンテンは幼児、ササラツキは少年、カケウチは青年の役で、笛役のみ大人が担当します。拝殿前の玉垣(竹の囲い)の中で、笛にあわせ1時間半ほど静かな舞が演じられます。

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