平成16年6月27日、北川副校区に竜巻が襲来し、甚大な被害をもたらしました。その災害を忘れないように、「6・27北川副竜巻災害の日」と名付け、毎年、防災訓練や研修会を開催しています。
今年は被災日から満21年になります。この記憶を掘り起こし、自主防災への意識を一層高めていただくようにと、例年に倣い、本年は令和7年6月29日(日)に実施しました。 今回の研修には、地域の方々112名が参加され、国土交通省九州地方整備局武雄河川事務所流域治水課の興梠逸郎様より、地域防災に係る講話を行っていただきました。特に国が管轄する県内の河川の中で、当校区に関係が深い嘉瀬川の治水機能(の危うさ)について詳しく教えていただきました。
また講話の後、佐賀市が行っている内水災害対策について、佐賀市危機管理防災課から説明がありました。
その後、北川副地区にある3箇所の防災倉庫(佐賀市防災倉庫:北川副小学校に1箇所・公民館に1箇所、自主防災実践本部防災倉庫:公民館に1箇所)の点検を参加者全員で行いました。
本日の研修会の総括の後、給食班(女性の会)の炊き出し訓練によるおにぎりを皆さんでいただきました。
当日は、NHK佐賀、サガテレビ、佐賀新聞の3社からの取材があり、防災に対するメディアの関心度の高さが感じられました。
【NHK佐賀】
佐賀市北川副地区 竜巻被害教訓に地域防災を考える研修
動画はこちら → 佐賀 NEWS WEB
【サガテレビ】 → 佐賀のニュース
当日は佐賀で今季最初の真夏日となる中、ご参加いただいありがとうございました。