北川副校区にある新村地区に、佐賀空襲の戦火に見舞われつつも何とか生き残ったくすのきが立っています。そのくすのきが見てきた佐賀空襲の事実を、「佐賀空襲を語り継ぐ会」の皆さんにより長年にわたり語り継がれてきました。今回、その語りのバトンを次世代へつなぎたいという思いを受け、北川副まちづくり協議会(守り伝える部会)では、佐賀清和高校放送部の協力を得て、新しい語り部活動をスタートさせました。
8月3日(日)、その集会を北川副公民館で開催しましたところ、戦争を経験された方から若い世代に至るまで、100名を超える方々にご出席をいただきました。
【内容】
1.「くすのきは見ていた」の朗読:佐賀清和高校放送部
2.「戦後80年さが」記者レポート:大田浩司 氏(佐賀新聞社記者)
別室では、「戦後80年さが」の記事、紙芝居「くすのきは見ていた」、北川副公民館保管の焼夷弾の残骸を展示しました。 集会参加者に楠の葉に見立てたメモにメッセージをお願いし、「くすのき」に貼っていただきました。
皆さんから託された楠の葉メッセージで、「くすのき」も大きく生い茂りました。
北川副小学校の野中教頭先生、メッセージをありがとうございます。佐賀清和高校放送部の皆さん
また、NHK佐賀およびRKB毎日放送ではニュースでも取り上げていただきました。
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この事業は、複数のマスコミから事前取材を受けました。戦後80年を迎え、平和の尊さを伝えることの重要性に改めて触れることができました。
この事業にご参加いただきました皆様、特に佐賀清和高校の富吉理事長様をはじめ田代先生、放送部の皆さん、本当にありがとうございました。