若楠公民館主催 第2回 輪い和い倶楽部を開催しました。
今回は二部構成で、第1部は、中村勝英さん(佐賀市社会人権・同和教育指導員)を招き、〜みんなが笑顔のまちづくり〜「災害と男女共同参画」をテーマにお話をしていただきました。
避難所では、どうしても女性が弱者になってしまうので、避難所運営委員には女性も参加し意見を出し合うことが大切です。また、女性だけでなく、障がいのある人や高齢者、子ども、在日外国人などへの配慮も考える必要があります。
実際に災害や避難所を経験しないと分からないことも多いですが、講座中は、多くの写真を見ながらのお話だったので、イメージしやすく有事の際にも活かせる学びになりました。
そして、第2部は、男女共同参画ネットワーク"結い"の皆さんによる朗読劇「考えてみよう 防災のこと」を鑑賞し、防災について考えました。
①「浸水や洪水の時に、垂直避難は1つの方法ですが、2階にトイレはありますか?」や②「家族同然のペットと一緒に避難したら、避難所では一緒に居れない...どうしよう?」などの疑問が投げかけられました。①非常用トイレの準備はとても大事、日頃から防災グッズを準備するときは、あらゆる場面を想定すること、②ペット同伴の避難所があるなど、市や校区の災害時の対応についての情報をしっかりとキャッチしておくことが大切です。
急遽、朗読劇に参加することになった参加者の森さん(太郎役)と秋山さん(次郎役)ですが、え!?俳優さんですか?と思うほど、役になりきり盛り上げてくれました。急なお願いにも関わらず、快く引き受けてくださりありがとうございました。
最後に、"結い"のメンバーの防災士のお二人に、家庭にあるものや安価でできる防災グッズや若楠の防災マップの紹介をしていただきました。これから台風や大雨の季節を迎えるので、防災への意識も高まったようです。