11月27日(水)、兵庫小学校で、3年生を対象に「古い道具と昔のくらし」体験活動が行われました。
この体験活動は毎年行われており、地元兵庫町老人クラブ「長生会」の方が大勢参加されて指導にあたっています。3年生は1年生の時にも「昔あそび」の授業で「長生会」の方から指導を受けているので、今回は2回目の「ご対面」でした。
七輪で火をおこして、「餅やき」体験が始まりました。子どもたちは生まれてはじめて目にする七輪や炭、金網、火吹き竹等を興味深く見つめていました。
まず、マッチをすって新聞紙に火をつける。ここまでは大人の役目でした。次に子どもたちは細木や炭を上にのせ、だんだん熱くなったところで餅を焼きました。プーッとふくらみこんがりと焼けた餅を食べる子どもたちは口々に「おいしい!家で食べる餅と全然違う!」と言い、びっくりするほどの喜びようでした。
「長生会」の皆さんは大喜びする子どもたちの姿に目を細めながら、自分たちの「懐かしい時代」のことを語り合っていました。
子どもたちは貴重な「餅やき体験」ができたことを、きっといつまでも「長生会」の皆さんへの感謝の気持ちとともに楽しい思い出として心に残ることでしょう。
まなざしリポーター 的野 勝
生まれてはじめての「餅やき体験!」
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