(西与賀郷土かるた「西与賀は 干拓により できた町」など)
令和3年3月29日(月)、西与賀公民館で開催された「西与賀郷土かるた」よみ句採用者表彰式の取材に行きました。
「西与賀郷土かるた」の制作は「コロナ禍」の中でもできる事業として、公民館とまちづくり協議会が共催で取り組まれたそうです。
また、「西与賀郷土かるた」は、西与賀の歴史、自然、産業、文化などの素晴らしさを次世代の子どもたちに知ってもらいたいという思いと、西与賀町に住む方に故郷を誇りに思い、愛し続けて欲しいという願いを込めて制作されました。
「西与賀郷土かるた」の題材として12人から80題材が寄せられ、よみ句の募集では、135人から529句寄せられ、選考委員会で検討され題材やよみ句を決定されました。
(西与賀郷土かるた表彰式:受賞者)
受賞式参加者の中には、西与賀小学校児童が2名いました。佐賀新聞社の記者から受賞の感想を聞かれ、少し緊張した面持ちでしたが、記念写真撮影の時は表情が和み笑顔になっていました。
西与賀小学校児童の応募は他にもあり数人が受賞したということを聞きました。私は、小学生の「出番」「役割」「承認」の場も考えられた取り組みだと思いました。
(西与賀郷土かるた表彰式:受賞者の記念撮影)
西与賀郷土かるた」は、子どもたちが郷土に親しみや誇りをもつ「市民性を育む教育」に繋がる恰好な教材になると思います。
また、コロナ禍で、地域における多くの行事や活動が中止になっています。そのような状況の中で「西与賀郷土かるた」の取り組みは、「コロナ禍だからやれることがあるのではないか。」「コロナ禍でもできる。コロナ禍だからできる。」という、前向きな考えを持って行われた地域の大人の工夫の賜物と言える、すばらしい取り組みだと思います。
※写真は掲載許可を取っています。 (子どもへのまなざし運動・若者支援推進室)
「西与賀郷土かるた表彰式」
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