6月9日(水)、諸富なかよし保育園で行われた、「サツマイモ苗植え」の自然体験活動(農業体験)の様子を取材しました。
初めに理事長が、サツマイモ苗植えの手順や仕方を分かりやすく説明されました。園児たちは説明の間、静かに理事長の話を聞いていました。
(苗の植え方を静かに聞き入る園児たち)
職員の方が畑の畝にサツマイモの苗を並べたあと、園児たちは苗植えの作業に取り組みました。サツマイモの苗は300本用意されていました。苗を植え終わるにはかなり時間がかかるだろうと思っていましたが、園児たちは熱心に作業に取り組み短時間で植え終わりました。
(熱心に作業に取り組む園児たち)
園児たちが苗を植えている間、理事長や職員の方は笑顔を園児に向け、「頑張っているね」「上手に植えているね」「助かったよ」など、承認や励ましの言葉をかけていました。その言葉かけを聞いて「自分がしていることは、大人に認められている」と、園児は嬉しさを感じたと思います。
(園児に承認や励ましの言葉をかける職員の方)
「なかよし保育園」では、他にも「サツマイモの収穫」「ジャガイモの収穫」「野菜作り」などの自然体験活動(農業体験)を頻繁に行っているそうです。
自然体験活動(農業体験)の豊富な子どもは、「ポジティブで、プラス思考」「自分の感情や衝動をコントロールできる」「壁にぶつかっても立ち向かっていける」などの自己肯定感が高いと言われています。
「サツマイモ苗植え」は、職員の方の子どもへの関り方を含めて、自己肯定感を高める恰好の取り組みだと思いました。
※写真は、掲載許可を取っています。 (子どもへのまなざし運動・若者支援推進室)