夏休みが始まっています。朝、近所で「ラジオ体操カード」を持って道を歩いている子どもたちとよく出会うようになりました。また、佐賀市中央児童センターを取材で訪れた時、二人の子どもが木立の中で、楽しそうに虫捕りに熱中していました。
(楽しそうに虫捕りに熱中する子どもたち:佐賀市中央児童センター) 現在の子どもたちは、テレビやインターネットなどのメディアからの情報による「間接体験」は豊富ですが、「水遊び」「魚釣り」「自然の中で遊ぶ」などの直接体験は不足しています。
子どもの頃の直接体験は学びの土台であり、「自分の感情をコントロールできる」「ポジティブでプラス思考」などの社会性を育みます。また、直接体験の中で、子どもたちは疑問や困難を感じ、何とか解決しようとしたり、達成しようと知恵を働かせたりするようになります。
(公園で遊ぶ家族:干潟よか公園)
(田植えの後の水遊び:久保泉町) 夏休みは子どもたちに直接体験をさせる恰好の期間だと思います。「コロナ禍」「猛暑」の中でなかなか難しい状況だとは思いますが、子どもたちを公園や野山、海などに連れ出しましょう。
そして、「昆虫採集」「星空観察」「野外観察」「家族でキャンプ」などの直接体験の場を設けてあげましょう。
(親子キャンプ:金立教育キャンプ場)
※写真は、掲載許可を取っています。 (子どもへのまなざし運動・若者支援室)