10月11日(火)、東与賀中学校1年生・2年生が「東よか干潟」で取り組んだ「干潟の生き物調査」「野鳥観察」「清掃活動」の取材に行きました。
(講師の顔にまなざしを向け、興味深げに説明を聞く東与賀中学生)
「東よか干潟」での観察・環境保全活動は、ラムサール条約湿地に登録された2015年以前から毎年継続して行われています。また、東与賀まちづくり協議会や佐賀自然史研究会、佐賀野鳥の会、佐賀大学農学部の大学生など大勢の方がこの体験活動に参加し、東与賀中学生の支援を行っています。
(大学生や会員の説明を受けながら、1年生は観察・調査に没頭していました)
(2年生はゴミや枯草を丹念に拾い集め、長時間作業に取り組みました)
1年生の生徒たちは「佐賀野鳥の会」の説明を受けながら、野鳥が飛来してくる干潟を双眼鏡で興味深げに観察していました。また、大学生の指導を受けながら、図鑑と照らし合わせて生き物を調査し、名前などの確認を行っていました。
2年生の生徒たちは、ゴミや枯草を丹念に拾い集め、友だちと協力しながら作業に長時間取り組んでいました。「干潟の生き物調査」「野鳥観察」「清掃活動」をとおして、生徒たちは干潟の自然環境の現状を理解し、「ボランティア活動や地域活動に協力し、地域の一員としての役割を果たす」という意識を培う機会となったと思います。
また、「東よか干潟」など、東与賀町の自然環境の豊かさや特性を理解し、ふるさと(東与賀)の特性や良さを知り、誇りに思って守り育てる」という心情を育む機会になったと思います。
東与賀中学校1・2年生が取り組んだ「干潟観察」「環境保全活動」は、佐賀市版「市民性をはぐくむ教育」につながる有意義な実践活動だと思いました。 (写真は、掲載許可を取っています。)
佐賀市教育委員会 教育部 社会教育課 子どもへのまなざし運動・若者支援推進室
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