3月29日(水)、高木瀬公民館で開催された「春休み子ども教室」(クラフトバンド工作)の取材に行きました。「クラフトバンド工作」は、梱包材として使われているプラスチック製のバンドを活用した工作で、子どもたちは、「ウミガメのマスコット」や「お花とリボンのリース」の作品作りに取り組みました。
「春休み子ども教室」には、12名の小学生が参加していました。そして、子どもたちの支援者は、高木瀬公民館講座「クラフトバンドかごづくり」に参加した後、自主活動として「クラフトバンド工作」に取り組んでいる6名の方でした。
(「クラフトバンド工作」に参加した小学生と、支援を行ったスタッフの方々)
「クラフトバンド工作」では、参加者の小学生2名とスタッフ1名が一つのテーブルに座って作業に取り組みました。子どもたちにとって、「クラフトバンド工作」は初めてだったと思いますが、楽しそうに最後まで集中して作業に取り組んでいました。また、スタッフは、「ウミガメのマスコット」や「お花とリボンのリース」の作り方を熱心に説明し、肝心な所で適切な支援を行っていました。
(子どもたちは楽しそうに最後まで集中して作業に取り組んでいました)
本人の頑張りやスタッフの支援で、子どもたちが制作した「ウミガメのマスコット」や「お花とリボンのリース」は、上手にかわいい作品に仕上がっていました。子どもたちは、完成した自分の作品の出来栄えに満足したようで、笑顔になったり、参加者同士で作品を見せ合ったりしていました。
(「ウミガメ」や「リース」は、上手にかわいい作品に仕上がっていました)
「クラフトバンド工作」では、「子どもはやったことがないことはできないし、教えられていないことは分からない。そのことを大人は理解して子どもに関わる必要がある。」という、大人が常日頃心がけるべき大切な子どもへの関わり方がそこにありました。また、子どもたちにとって、達成感や成就感を得ることができ、地域の方との交流やふれあいの場にもなっていました。
高木瀬公民館で開催された「クラフトバンド工作」は、まさしく、「子どもへのまなざし運動」に繋がる意義のある素晴らしい実践活動だと思いました。