「非認知能力」という言葉があります。「非認知能力」とは、学力テストの点数や知能指数のよう
に、はっきりとした数値では表わせない能力のことです。子どもの時に「非認知能力」をしっかりと
身につけると、精神的な健全さや社会性を高めることができ、大人になって豊かな生活を送ることが
できると言われています。
「非認知能力」とは「忍耐力」「自制心」「社会性」「コミュニケーション能力」「自己肯定感」
「楽観性」などです。具体的には、「自分の気持ちをコントロールする」「粘り強く物事に取り組み
達成する」「他者と良好な関係を築き、協力や協働できる」「失敗しても悩まない、失敗から学ぶ」
「間違ったことをしたら素直に謝る」といった能力です。
子どもの「非認知能力」を育むためには、大人のかかわり方が大切だと言われています。子ども
は、「大人(親など)から愛され、認められている」と感じることで、安心感や信頼感が育まれ、自
分の気持ちをコントロールできるようになり、自発的・楽観的に物事に取り組む基盤が形成されるそ
うです。
また、親や周囲(地域など)の大人とかかわりを持ちながら思いっきり遊ぶ経験が「非認知能力」
を育む土台になるそうです。
下記の写真は、星空学習館で行われた「大人もはまる、長い時間飛ぶ折り紙飛行機作り」と、青少
年センターで行われた「なかまほいく:紙シャワー」の写真です。
大人(親)も子どもも、楽しそうに笑顔いっぱいでプログラムに参加していて、親子のふれあいや
絆を深める場になっていました。
(星空学習館:折り紙飛行機づくり) (青少年センター:なかまほいく)
佐賀市教育委員会 社会教育課
子どもへのまなざし運動・若者支援推進室
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