7月8日(土)、高木瀬公民館で開催された「高木瀬校区ながら見守り活動参加者の集い」の取材に行きました。雨天にもかかわらず、「ながら見守り活動」に登録されている約60名の方が参加されていました。
「ながら見守り活動」は、「高木瀬まちづくり協議会子ども見守り部会」が提案して2年前に始められ、現在、240名の方が活動に参加されています。
この活動は、「できる人が できる時に できる範囲で!」を合い言葉に、「ウォーキングやジョギング」「花の水やりや屋外の掃除」「買い物や犬の散歩」などの日常生活をしながら登校・下校時に子どもたちの安全を見守るという取り組みです。
今回は、登録者が小学校や子どもたちの「ながら見守り活動」に対する反応を知るとともに、お互いの「活動状況」「活動に対する思いや感想」を出し合い共有することで今後の活動の幅を広げようという目的で開催されました。
(「ながら見守り活動」登録者約60名の方が参加されていました)
開会の後、子ども見守り部会長山口さんが、「交差点などで、交通安全協会や防犯協会、小学校のPTAの方が子どもたちの見守り活動をしていただいているが、人数が不足しているために空白地帯がある。その空白地帯を少なくするためには、役員の方ばかりに任せる訳にはいけないと思った。そこで、地域の子どもは地域全体で守ろうという思いで始めたのが『ながら見守り活動』です。活動の趣旨に賛同されて、登録された方は240名になっていますが、今後、もっと増えて欲しい。」という話
をされました。
その後、4つのグループに分かれて、各自の実践活動の現状報告や意見交換が行われました。各グループとも和やかな雰囲気の中、活発に話し合いが行われ、見守り活動に対する意欲の高さを感じました。
(和やかな雰囲気の中、各グループとも活発に話し合いが行われました)
話し合いの時、参加者の方から、「活動に参加して、子どもたちから元気をもらっています。」「決まった時間に活動しているので、生活のリズムが整い元気になりました。」「子どもだけでなく、高齢者の方と知り合いになり、繋がりができました。」など、活動に対する肯定的な感想や意見が出されました。
高木瀬校区「ながら見守り活動」は、子どもたちの見守りの担い手や活動の場の拡大を図るとともに、地域住民同士の交流を深める効果的で有意義な実践活動だと思いました。
佐賀市教育委員会 社会教育課
子どもへのまなざし運動・若者支援推進室
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