佐賀市民総参加「子どもへのまなざし運動」は、平成20年度に始まり今年度で17年目を迎えます。この運動の目的は、「すべての大人が子どもの育成に関心を持ち、かつ主体的にかかわる『子どもへのまなざし100%のまち』」の実現です。そして、家庭・地域・企業・学校など社会全体で子どもの安心・安全を見守り、健全育成に取り組もうという運動です。
左下の写真は令和5年7月15日(土)、本庄公民館で開催された「本庄赤ちゃんハイハイ大会」の様子です。競技が始まると、保護者やスタッフなどの参加者は赤ちゃんに温かいまなざしを向けて拍手や声援を送り、会場はほのぼのとなり、とても和んだ雰囲気になりました。
また、右下の写真は令和5年6月26日(月)、川上小学校で実施された「田植え体験活動(農業体験)」の様子です。大人(支援者)からの「上手に植えているね。」「頑張っているね。」などの温かい声かけや的確な指導により、子どもたちは作業に集中し、一生懸命田植えを行いました。
(「子どもへのまなざし運動」に繋がる行事や体験活動) (子どもへのまなざし運動・若者支援推進室からのお願い)
「子どもへのまなざし運動」を16年間にわたって取り組んだ結果、「家庭・地域・企業・学校など、大人がお互いに繋がって子どもの安心・安全を見守り、健全育成を図ろうとする意識の醸成」「行事や活動の中に子どもの出番や役割、承認(褒め)の場を意図的に設けることで、子どもの自己有用感を高めること」が少しずつできてきたと感じています。
しかし、普段の生活の中で個人や団体で行っている取り組みが「子どもへのまなざし運動」に繋がる実践活動だと気づいていない方もいらっしゃるとか思います。
そこで、「子どもへのまなざし運動・若者支援推進室」では、職員が地域や学校などに出向いて、「子どもへのまなざし運動」の説明を行う「出前講座」を実施したいと考えています。そして、個人や団体で実施していただいている実践活動が「子どもへのまなざし運動」だと認識していただいたり、「理念」や「目的」、「大人の行動指針」などについて理解を深めていただいたりして、運動の更なる推進を図りたいと考えています。
「『子どもへのまなざし運動』は耳にしたことはあるけど、具体的にどんな運動なのだろうか?」「今度の会議や研修会で少しでも話してもらおう。」など、きっかけはどんなことでも構いません。みなさまからのお声かけをお待ちしています!
(令和5年4月:佐賀市新規採用職員研修)(令和5年10月:富士下無津呂出前講座)