4月20日(土)、佐賀市星空学習館で開催された「子ども宇宙教室:太陽スライムを作ろう」の体験活動を取材しました。
この体験活動のねらいは「虹を作る実験や紫外線で色が変わる『太陽スライム』作りを通して、私たちにとって身近な太陽について学ぶ」ということでした。
講師は星空学習館のスタッフの方で、子どもとその保護者合わせて46名の参加者があり、とても賑わいのある催しになっていました。
(「太陽スライム」作りの体験活動に取り組む参加者の様子)
当日は雨天だったので、「太陽スライム」が紫外線で白から紫に変化する様子を観察することはできませんでした。
それでも「太陽スライム」の特性である「風船のようにふくらむ」「冷たく湿った感触」「手にべとつかない」などを実際に体験しながら子どもたちは楽しそうに活動に取り組んでいました。
また、親子で作業についての語らいや協力して取り組む様子を数多く見受けました。「太陽スライム」作りは親子のふれあいや絆を深める機会にもなったと思います。
佐賀市星空学習館は大人から子どもまで楽しめる天文教室(「春のほしぞら教室」「青空の一等星と太陽を観察しよう」など)や工作・実験観察を通して学ぶ子ども宇宙教室(「紙ヒコーキの魅力」「星座早見傘を作ろう」など)、年間を通して多数開催されています。
下の写真は、「よく飛ぶ折り紙ヒコーキ(滞空時間)とは何か!自作の発射台を用いた実験を通して楽しく学ぼう!」という趣旨で、5月3日(金)に開催された「子ども宇宙教室:折り紙ヒコーキの魅力」の様子です。講師は折り紙ヒコーキ協会九州支部長の井上さんでした。
子どもたちは講師の説明を熱心に聞き、指示どおり丁寧に作業を進めていきました。そして、できあがった後、子どもたちは紙飛行機を飛ばしました。子どもたちは自分の予想を超える飛び方(滞空時間や距離)に驚きや喜びを感じたようで、笑顔いっぱいで何度も何度も紙飛行機を飛ばしていました。
(子どもたちは、笑顔いっぱいで何度も何度も紙飛行機を飛ばしていました)