9月2日(木)、川副町にある小鹿幼稚園で行われている「囲碁教室」の様子を取材しました。囲碁教室の講師は、「嬉野子ども囲碁普及会」の理事長という方でした。
「囲碁教室では態度面の育成を重視しています。そして、子どもたちに日本伝統文化の良さを体感させるとともに、挨拶やお辞儀などの礼儀を身につけさせたいです。」という話を講師から聞きました。
(背筋を伸ばして指導者の話を聞き、きちんとお辞儀をする園児たち)
園児たちは背筋を伸ばし、長い時間正座で説明を聞き、丁寧に挨拶やお辞儀をしていました。「囲碁教室」は4月に始まって、今回で8回目だということでしたが、回を重ねるごとに園児たちの姿勢や態度が良くなり、楽しみながら熱心に取り組むようになったそうです。
(対局前の様子:「あたり」の問題を解く)
(園児同士の対局の様子) 講師や職員の方は、問題を解いたり、対局をしたりしている園児たちに対して受容的な態度で、優しくアドバイスや支援をされていました。
「囲碁教室」は「挨拶」「礼儀」など、子どもたちの社会性を育み、「社会の習慣や伝統文化の良さを知り、守り育てる行動をとることができる」という「佐賀市版:市民性を育む教育」に繋がる取り組みだと思いました。
※写真は、掲載許可を取っています。 (子どもへのまなざし運動・若者支援推進室)