「高校生が地域で活躍しています！」

　新年明けましておめでとうございます。今年も「つながるさがし」では、様々な「子どもへのまな
ざし運動」の取り組みについて紹介していきます。今回は、昨年中に紹介しきれなかった、高校生の
取り組みを２つ紹介します。

　令和5年10月18日（水）、11月1日（水）、11月８日（水）の3回にわたって、高木瀬公民館で佐賀
商業高校情報処理科の3年生が高齢者を対象とした「スマホ教室」を行いました。

　この取り組みは、「高齢者の方が安全に楽しくスマートフォンを使えるように」という趣旨で、地
域の高齢者10名が受講されていました。そして、「ＬＩＮＥの使い方」「インターネットの検索」
「QRコードの読み取り方」など、高校生が一対一で受講者の側に着き、操作の説明やサポートを行い
ました。

　　　　　　（高校生は受容的な態度で受講者に接遇し、熱心にサポートを行いました）
        
　高校生がゆっくりと分かりやすく説明を行ったので、受講者はスマートフォンの操作方法をしっか
り理解することができ、とても満足気でした。また、「ゆっくり丁寧に教えてもらったので有難かっ
たです。」「高校生と楽しく会話ができて良かったです。」「有意義だったので次も参加したい。」
という受講者からの感想もありました。
　「高齢者のスマホ教室」の取り組みは、高校生にとって自分の得意な技能や知識を生かすことがで
き、「受講者や地域の活動に貢献できた」「受講者に喜んでもらえた」という「自己有用感」を高め
る機会になったと思います。

　下の写真は、令和5年10月21日（土）、ゆめタウン周辺で行われた「仮装ボランティア清掃」の様
子です。兵庫北の子どもと大人や佐賀清和学園の生徒などが参加していました。佐賀清和学園の生徒
の参加者は３００名を超えていたそうです。

　こうした「未来の大人」（高校生）による地域貢献の取り組みが広がりそれを支える大人が増えれ
ば、今よりも活気のある住みやすい町になるのではと思いました。

　　　　 　（ボランティア活動に３００名を超える清和学園の生徒が参加していました）
         

佐賀市教育委員会　社会教育課　子どもへのまなざし運動・若者支援推進室

★子どもへのまなざし運動推進中★