「小学生バルーン係留体験でまなざし」

 5月2日(金)午前9時、よく晴れた久保泉小学校のグランドには、ボーッという大きな音が響き渡っていました。

 

 新市の誕生から20周年を迎える今年度、佐賀市では「空飛ぶ体験あたりまえ化計画」として、今後1年をかけて市内の全小学校や特別支援学校をまわり、約1万2000人の市内の全小学生を対象に「空飛ぶ感動」を届けます。

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 第1校目は久保泉小学校。オープニングセレモニーの際は、バルーンが立ち上がって準備万端!に見えましたが、強風でこの日の係留は断念。その代わり、子どもたちは実際に操縦する際に使用する、バーナー体験を行いました。

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 会場にはSAGAインターナショナルバルーンフェスタではお決まりのクラシック音楽「ボレロ」が流れており、「ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン」さながらの雰囲気のなか、小学生たちは「スリー、ツー、ワン、バーナーズ・オン!」の掛け声とともにレバーを引き、バーナーを点火させていました。

 子どもたちは、「あつい!」「最初は怖いと思ってたけど、なんか楽しくなってきたー!」などと話しながら、笑顔いっぱいの子や、恐る恐るレバーを引く子など、約140名の子どもたちがそれぞれにバーナー噴射を体験していました。

 

 この日のパイロットは、佐賀熱気球パイロット協会の山本さんと尊田さん。お二人をはじめとする久保泉小学校に集まったバルーンボランティアの方々には、この日のために仕事の休暇を取って参加した方もいらっしゃいました。

 子どもへのまなざし運動では、学校行事や地域の行事に参加するための休暇を、"まなざし休暇"と呼んでいます。

 佐賀市役所も、ひとつの"まなざし企業"として久保泉校区に在住の職員の参加を募り、子どもたちの誘導(安全管理)にあたりました。参加した職員は「午前中年休を取ってきました!」と、子どもへのまなざし運動の帽子やベスト、手袋を着用して、子どもたちとのふれあいを楽しみ、まなざしを注いでいました。

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佐賀市教育委員会社会教育課 
子どもへのまなざし運動・若者支援推進室

子どもへのまなざし運動推進コーディネーター 北村 香奈子

~できる人ができる時にできる範囲で~
★子どもへのまなざし運動 推進中!★

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