9月18日(金)から20日(日)までの2泊3日、新栄公民館を会場に「新栄ふれあい体験合宿」が行われました。
この合宿は、さまざまな体験活動を通して、子どもたちの協調性や自立心を育むとともに、地域の方々との交流を深めることを目的としたものです。
主催は、新栄まちづくり協議会育成部会と新栄公民館。
校区内のさまざまな団体や地域ボランティアの皆さんが、食事の準備や体験活動、子どもたちの見守りなど、それぞれの立場から力を貸してくださいました。
子どもたちが安心して楽しく過ごせたのは、こうした地域の皆さんの支えがあったからこそです。
恒例の「そうめん流し」を楽しもう!
合宿2日目となる19日(土)の昼食は、恒例の「そうめん流し」。
そして、そうめん流しを担当するのは、「新栄あいれふくらぶ」です。
「新栄あいれふくらぶ」は、新栄公民館や新栄小学校で「放課後子ども教室」を実施している団体です。
体操教室や農業体験教室をはじめ、クリスマスリースづくりや門松づくりなど、子どもたちが実際に手を動かして楽しめる「ものづくり体験教室」などにも取り組んでいます。
今回のそうめん流しも、ただそうめんを食べるだけではありません。
子どもたち自身が準備から参加する、体験型の昼食です。
当日の朝、「新栄あいれふくらぶ」のスタッフが孟宗竹を調達。
「新栄あいれふくらぶ」の皆さんが、そうめん流しに使えるよう、竹の節を削るなどの加工を行い、組み立てていきました。
長い竹が、少しずつ「そうめん流し台」へと姿を変えていきます。
普段の生活ではなかなか見ることのできない竹の加工。子どもたちにとっても、身近な自然や、それを活用する知恵に触れる機会となりました。
そうめん流しの前に「マイ箸」づくり
そして、この「そうめん流し」には、もう一つのお楽しみが。
なんと、そうめんを食べるための箸も、竹を使って子どもたちが自分で作ります。
地域の方に教えてもらいながら、小刀を使って竹を削っていく子どもたち。
普段、小刀を使う機会はほとんどありません。
「思ったように削れない......」
そんな様子で苦戦する子どももいました。
指導する地域ボランティアの方からは、小刀の扱い方について、「刃物の向きに気をつけること」「切れる方を自分に向けないこと」など、安全に作業するための注意点も教えてもらいました。
ものを作る技術だけではなく、道具を安全に使うことも大切な学びです。
箸づくりから生まれる、地域の方との会話
箸を削りながら、地域ボランティアの方と会話をする子どもたち。
「ここはどうしたらいい?」
「もう少し削ってみようか」
そんなやり取りが、あちらこちらで見られました。
また、早く完成した子どもが、まだ作っている途中の友達を手伝う場面も。
自分の箸を完成させるだけでなく、周りの友達にも目を向ける。
そんな自然な助け合いの姿も、今回の体験活動の大切な一場面でした。
できあがった「マイ箸」で、いよいよそうめん流し!
自分で作った箸が完成すると、いよいよお楽しみのそうめん流しです。
竹でできた流し台を、そうめんが勢いよく流れていきます。
子どもたちは箸を構えて、流れてくるそうめんを上手につかもうと夢中。
自分で作った「マイ箸」を使って食べるそうめんは、いつも食べるそうめんとは、ちょっと違った味わいだったかもしれません。
この日は、そうめんだけでなく、地域ボランティアの方々が作ってくださったおにぎりも並びました。
「みんなで食べるとおいしいね」
そんな声も聞こえてきました。
「地域で子どもを育てる」時間
今回のそうめん流しでは、竹を加工するところから、箸づくり、そして食事まで、たくさんの地域の方々が子どもたちを支えてくださいました。
竹を切り、加工し、組み立てる。
箸を作る。
一緒に食べる。
そして、たくさん話す。
子どもたちにとっては、普段の生活ではなかなか経験できないことに挑戦する時間。
そして、地域の大人にとっては、子どもたちと直接ふれあい、言葉を交わす時間。
その一つひとつの場面に、地域のつながりが感じられました。
「教えてもらう」だけではなく、「自分でやってみる」。
そして、できたことを誰かと喜び、困っている友達がいれば助ける。
そんな経験の積み重ねが、子どもたちの協調性や自立心につながっていくのだと思います。
一見すると何気ない一日ですが、そこには、子どもたちにとって貴重な「地域とのつながり」と「新しい体験」が詰まっていました。
◆まなざしタウン 新栄校区
◆まなざしアーチ 新栄まちづくり協議会育成部会の皆さん、新栄あいれふくらぶの皆さん、地域ボランティアの皆さん
佐賀市教育委員会
社会教育課
子どもへのまなざし運動・若者支援推進室
~できる人ができる時にできる範囲で~
★子どもへのまなざし運動 推進中!★





