6月に自分たちの手で植えた小さな苗が、黄金色の稲穂となって実りました。
10月22日(木)、川上小学校の4年生が稲刈りを体験しました。田植えから稲刈りまで、米づくりの営みに触れながら、子どもたちが収穫の喜びと食べ物の大切さを学ぶ、貴重な体験学習となりました。
自分たちで植えた苗が、黄金色の稲穂に
始まりは、6月29日の田植え体験。
地域の農家であるお米マイスター金丸さんの指導と地域ボランティアの方々の支援のもと、子どもたちが一株一株、丁寧に植えた緑色の小さな苗は、すくすくと成長しました。
そして秋。
田んぼには、鮮やかな黄金色の稲穂が広がります。
自分たちが植えた苗が大きく育ち、実りの季節を迎えた姿に、子どもたちも喜びを感じながら、稲刈りに取り組みました。
鎌を手に、昔ながらの手刈りに挑戦!
稲刈りは、鎌を使った昔ながらの手刈りです。
お米マイスターや地域ボランティアの方々から鎌の使い方を教わりながら、子どもたちは一束ずつ、丁寧に稲を刈り取っていきます。
初めての作業に戸惑う場面もありますが、分からないことがあれば、気軽にお米マイスターのもとへ。
子どもたちに寄り添い、嬉しそうに教えるお米マイスターの姿が印象的です。
刈り取った稲は、麻紐や稲わらを使って束ねていきます。稲を刈るだけでなく、収穫した稲をまとめる作業も、米づくりを知る大切な学びのひとつです。
太陽と風の力を借りて、じっくり乾燥
束ねた稲は、地域ボランティアの方々のサポートを受け、ライスセンターのフェンスに逆さに掛けて干します。
太陽の光と自然の風を利用し、時間をかけて乾燥させていく昔ながらの方法です。
普段、食卓に並ぶお米がどのような工程を経てできるのか。実際に自分たちの手を動かすことで、子どもたちは米づくりにかかる手間や苦労、そして収穫する喜びを実感していきます。
お米の「一生」を学ぶ、これからの体験
今回の稲刈り体験は、米づくりの学びの途中です。
今後、子どもたちは脱穀や玄米にする工程について、体験したり見学したりしながら、お米ができるまでの一連の流れを学んでいきます。
お米マイスターは、次のように話してくれました。
「できあがったお米は、子どもたち一人ひとりに1キロずつ渡し、家庭に持ち帰ってもらいたい。そうすることで、持ち帰ったお米をきっかけに、家族でお米について話す時間が生まれます」
「自分たちで育てたお米なんだよ」
そんな会話が食卓で交わされたら、子どもたちの学びは学校の中だけにとどまらず、家族へ、そして地域へと広がっていくことでしょう。
子どもたちへの愛情と、ふるさとへの思い
田植えから稲刈り、そしてお米になるまでの工程を学ぶ体験。
そこには、農業の知識や技術を伝えるだけではない、大切な思いが込められています。
子どもたちに、食べ物ができるまでの苦労を知ってほしい。自分たちの手で育て、収穫する喜びを感じてほしい。そして、お米を通じて家族や地域とのつながりを深めてほしい。
お米マイスターの子どもたちへの深い愛情と、ふるさとへの思いが、この体験学習を支えています。
黄金色に輝く稲穂の向こうにあるのは、お米の実りだけではありません。
地域の人々の温かなまなざしと、次の世代へと受け継がれていく、ふるさとの豊かな学びです。
◆まなざしタウン 川上校区
◆まなざしアーチ お米マイスター金丸さん、地域ボランティアの方々
佐賀市教育委員会
社会教育課
子どもへのまなざし運動・若者支援推進室
~できる人ができる時にできる範囲で~
★子どもへのまなざし運動 推進中!★





