5月23日(金)の朝、JR佐賀駅には多くの子ども達が集まっていました。
「今日は今から列車に乗って、列車の基地に行きます。楽しみにしてた人~?」「はーーーい!」
佐賀駅長の呼びかけに元気に答えるのは、佐賀市の真生幼稚園と川上こども園の子ども達。これから保護者と先生も一緒に、遠足に行くところです。なんとこの遠足は、列車を貸し切って行きます。
JR九州では、昨年4月から気軽に列車を貸し切って行くツアーを提供されています。その名も「トレチャッタ!」。トレインをチャーターする、気軽に列車が「取れちゃう」ことから名づけられました。
この度、この「トレチャッタ!」に新幹線を利用するプラン「西九州新幹線かもめトレチャッタ!」が登場。このプラン初めての乗客が、真生幼稚園と川上こども園の子どもたちだということです。JR佐賀駅のホームには子どもたちのお見送りをするため、JR佐賀駅の職員のみなさん、そしてキャラクターたちが大集合しました。
われらがまなざし君も、佐賀バルーナーズのバルたんと、JR九州のくろちゃんと一緒にお見送り。
佐賀駅から佐賀の子どもたちが乗車するということで、佐賀市のキャラクターであり、子どもたちにも喜ばれるキャラクターとしてまなざし君を呼んでいただきました。うれしいですね!
今回の初乗車には佐賀市内の幼稚園・保育園に声をかけられたそうで、その理由を九州旅客鉄道株式会社 佐賀鉄道事業部 部長の阿部 俊浩 様に伺ったところ、「西九州新幹線開通からまもなく3年。新しい新幹線で、新幹線を初めて利用してもらいたい。子どもたちに列車に乗る体験をし、列車を好きになってもらいたいという思い。今日はお天気も良くてよかった。けが無く、佐賀から長崎の旅を楽しんでもらいたい。」と話されていました。
バス運転手の不足や燃料高騰などの問題を受け、JR九州としてもこの事業を続けていきたいとのことです。
今回の取り組みは、企業の持つ強みを生かして、子どもたちに体験の場を提案された特別な取り組みだと思います。子どもたちはこの特別な体験をしっかり楽しめたようです。
佐賀市教育委員会社会教育課
子どもへのまなざし運動・若者支援推進室
子どもへのまなざし運動推進コーディネーター 北村
~できる人ができる時にできる範囲で~
★子どもへのまなざし運動 推進中!★