今回は、夏に取材した地域行事の振り返りの配信です。
8月22日(金)、肥前国庁跡資料館で佐賀市文化財課企画のひとがたづくりワークショップが開催されました。ひとがた(人形)とは、木の板などで作られた人の形をしたものに穢れを移して清めるという"まじない"に使われた、中国から伝わってきた古代のお祭りの道具で、怪我をしたところをひとがたでなぞって水で洗ったり、病気の時や精神的に疲れた時にはひとがたに息を吹きかけて水で洗い流すと病気が治ると言われているそうです。出土されたものの中には、目に木釘を打ち込んだものもあり、呪いの道具としても使われていたようです。恐ろしいですね。
今回は市内在住の小学生と保護者が対象で、子ども4名と保護者3名の2組の参加がありました。はじめに、肥前国庁跡資料館の展示を見ながらおまじないの世界の説明を聞きました。説明は以前の記事にも度々登場されている文化財課の谷澤仁さん。当時の貴重な資料がたくさん展示してあり、子どもたちはもちろんのこと、保護者さんも積極的に質問したりしてとても興味深そうに聞かれていました。


おまじないの世界の説明を聞いた後は、いよいよひとがたづくりのスタートです。薄い木の板に下書きをしてハサミで切り取り、油性ペンで顔や手足を書いて裏に名前と生年月日、願い事などを書いて完成☆子どもたちは作りながら「見てみて~」と保護者さんに都度見せたり、「あ、鼻つけようっと」と余った木で鼻をつけてみたりと楽しみながら作っていました。実際に出土されたものとそっくりに作った保護者さんもいれば、完全にオリジナルで作った子もいて、それぞれ個性溢れる「ひとがた」ができました。指導してくださった谷澤さんやスタッフの方、そして保護者の方々は「お、おもしろいね~」「その色いいね」など、子どもたちの個性を存分にほめる言葉をかけられていて、子どもたちも嬉しそうでした。




肥前国庁跡では様々な企画が催されています。入園・入館料無料で駐車場もたくさんあり、館内は涼しくて快適でした。また、懐かしの妖怪ウォッチならぬ「妖怪を探せ!」という館内企画もあっていました。展示物のいたるところに妖怪が隠れていて、その妖怪が持っている文字をつないで出てくるまじないの言葉を最後に受付で唱えると、秘密の妖怪が現れる...!というもの。取材前に私も挑戦させていただきましたが、「あ、あんなところに妖怪発見!」と、なかなか簡単には見つからない妖怪もいて一人でとても楽しかったです。ちなみに無事クリアしたのでかわいいきらきらシールをゲットしました☆「妖怪を探せ!」はこの先も開催する予定とのこと。市内に住んでいるけれど行ったことがないという方、今度遊びに行ってみてはいかがでしょうか。
※開館日等はホームページまたはFacebook【佐賀市文化財情報】でご確認ください☝


佐賀市教育委員会社会教育課
子どもへのまなざし運動・若者支援推進室
子どもへのまなざし運動推進コーディネーター 北村
~できる人ができる時にできる範囲で~
★子どもへのまなざし運動 推進中!★



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