川上小学校で新年暗唱大会が開催され、1月14日(水)に4、5、6年生、1月15日(木)に1、2、3年生がそれぞれに覚えてきた俳句や詩などを地域の方々に披露しました。私は2日目の1、2、3年生の様子を取材しました。この日は途中から交代された方も含めて9名の地域のみなさんが審査員としていらっしゃいました。1時限ごとに各学年が入れ替わり、子どもたちは8名の審査員の前に順番に並んで1人ずつ暗唱し、無事に暗唱できたら審査員の方からスタンプをもらえます。始める前に先生から①いっぱい声に出して覚えてください②並んでいる時も声に出して覚えてください③地域の方の顔と名前を覚えてくださいと話されると、子どもたちは並んでいる間も各々ぶつぶつ言いながら一生懸命に覚えていました。


3年生は国語の教科書に掲載されている俳句を1句ずつ暗唱し、全部で12句の俳句を覚えてきていました。審査員のみなさんは「上手に言えたね」などと一人一人に声掛けをしながら聞かれていました。途中で詰まってしまった子には「よし、ここで練習してみようか」と優しく声をかけ、何度もチャレンジする機会を与えられていました。2年生は年間を通して暗唱に取り組んでいる学年だそうで、初級、中級、上級と3段階に分かれた3つの詩と、いろは唄、十二支の中から自分ができるものを選んで挑戦しました。3つの詩は、初級が「雪」でクリアしたらスタンプ1個、中級は「サンタ」でスタンプ2個、上級は短編小説の「風の又三郎」でスタンプ3個です。子どもたちは覚えてきた詩を、空を見ながら一生懸命に暗唱していました。早口になっている子には、「ゆっくりいいよ~」と審査員の方が優しく声をかけ、その言葉を聞いた子はその後落ち着いて言えていました。一回もつまらずに風の又三郎を暗唱できた子もいて、「すばらしい!」と褒められた子はとても嬉しそうでした。2年生の審査を終えた地域の方々は「文を読んだけど、言葉が難しかった。」「お礼を言ってくれた子が風の又三郎を言っていたが、すらすら言えていて物語を読んでいるようだった」と話されていました。


1年生のお題は、国語の教科書に掲載されている「みみずのたいそう」でした。子どもたちは堂々とはっきり暗唱できていました。リズムに乗せてテンポよく暗唱している子もいました。審査員の方は「よくできました!合格です」と一人一人に声をかけられ、途中で詰まってしまっても自力で思い出して最後まで言えた子には「おおー、よかったねー!思い出したね!よくできました!」とその努力を褒められていました。大きい声で言えた子には「今日朝ご飯いっぱい食べた?元気いっぱいだもん!えらいね~」と声をかけ、褒められた子は「うん!」と笑顔でとても嬉しそうでした。暗唱大会の審査員は3回目という古川さんにお話を伺うと、「さっきの2年生は4人も風の又三郎を読めた子がいた。3人は途中でお手伝いをしながらだったが、最後まで言えていた。1人すらすら言えた子はアナウンサーかと思うくらいだった。短い文章の子どもたちも自信を持って言えていてすごい。子どもたちの能力には改めてびっくりする。なにより子どもたちの一生懸命な姿に感動する。子どもたちを見ると心が洗われる。自身の子どもはもう大きいが、自分は交通当番もしていて、ご縁があって今も子どもたちに関わらせていただいている」と話してくださいました。
新年暗唱大会で一生懸命覚えてきた努力を地域の方々に褒めてもらった子どもたちは、とても気持ちの良い3学期をスタートできたと思います。また、地域のみなさんも子どもたちの元気いっぱいで一生懸命な姿にふれ、よい一年のスタートになったのではないかなと思いました。



※川上小学校の暗唱大会や算数検定の際には食改協会長の村岡さんが手作りの差し入れをくださるそうです。この日はレーズン入りの芋羊羹でした。私もいただきましたが、しっかりと甘さが感じられておいしかったです。
佐賀市教育委員会社会教育課
子どもへのまなざし運動・若者支援推進室
子どもへのまなざし運動推進コーディネーター 北村
~できる人ができる時にできる範囲で~
★子どもへのまなざし運動 推進中!★






